201693日(土)、第39回童謡祭が開催されましたので報告します。
会場は板橋区立文化会館大ホール。午後2時定刻に出演者全員による「赤い鳥小鳥」の合唱で開幕しました。
今年初演された新しい童謡は51曲。
51曲も有るのに似たような歌が一つもない! それぞれ個性満開の作品たちでした。
バラエティに富んだたくさんの新作童謡たちに出会えました。

 歌手の皆さんの歌の他に、子ども達の歌唱を聴けるのも、童謡祭の楽しみの一つ。今年も、すずかけ児童合唱団とミュージカルアカデミードリームの子供達が出演してくれました。
板橋区みその幼稚園の年長組44名のこどもたちの元気な歌声も会場を沸かせました。
稲村なおこさんがステージで「童謡って、子どもが素直にまっすぐに歌うのが一番!大人の私はどう歌うべきだろうと毎年悩むのが童謡祭です」とおっしゃっていました。
子どもたちの歌声を聴くと、それだけで楽しくなります。素直さあふれる子どもたちの歌と、表現力豊かな歌手の皆さんの歌を同時に聞ける…。童謡祭の魅力です。 

童謡祭ならではと思ったもう一つは舞台装置。
童謡祭のステージには飾りがありません。今年も柱状の布が出たくらい。後はホリゾントの照明の色が変わるくらいです。「秋の歌だな」と思ってふと気がつくとホリゾントが秋色になっている・・・。
飾りが無い分、歌の世界にすっぽり入って行けます。童謡祭では歌そのものに出会えます。

 また、今年は〈童謡祭の歌は各地で大好評〉と題したコーナーがありました。
童謡祭で生まれた歌で、その後「童謡歌唱コンクール」(今年から「三笠宮寛仁親王牌童謡子どものうたコンクール」と改称)でよく歌われている歌を紹介するコーナーでした。
今年の新曲たちも、長く歌い継がれていきますように願っています。

 今年から、プログラムに童謡サポーターの方々のお名前を掲載しています。サポーターの方々、応援有難うございます。

 今回発表された新曲の楽譜集を販売中です。購入は事務局に問い合わせください。

 次回の「第40回童謡祭」は2017821日(月)に開催予定です。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

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