2015年9月5日、板橋文化会館大ホールにて「第38回童謡祭」が開催されました。
簡単ですが、こちらにご報告させていただきます。
プログラムと当日の写真も掲載させて頂きますので、来場出来なかった皆さん、会場の様子などに思いを馳せてみてくださいね。
蒸し暑い曇り空にも関わらず、大勢の方にお越しいただきました。開場前から長い列が出来ていました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
今年の童謡祭は三部構成、51曲の新しい童謡が初演されました。
午後2時開演。定時に照明が落ち、出演者全員による「おはながわらった」の斉唱で幕を開けました。
第一部「新しい童謡①」司会は西山琴恵さん。「次の世代の愛唱歌」を目指して新作童謡の発表がスタートしました。
第一部で歌われた作品は18曲。
トップバッターはことのみ児童合唱団のみなさん。
第一部の最後は「板橋のうたごえ」と題して板橋区立みその幼稚園の年長組49名が登場。「ぷうしたたねは」「ぞうさんのこもりうた」「あおいそらにえをかこう」の3曲を熱唱。
元気いっぱいの歌声で楽しませてくれました。49人のこどもたち、ありがとう!
第二部「新しい童謡②」は渡辺かおりさんの司会。
童謡祭には今回初登場のミュージックアカデミードリームの皆さんの歌声でスタートしました。第二部で歌われた新曲は15曲。
第二部後半は「童謡100年に向かって」。全国童謡歌唱コンクール第30回を記念して、同コンクールにゆかりある歌、及び各地の童謡コンクール(ひろの・たつの)から生まれた歌が特集されました。全国童謡歌唱コンクール出身(「出身」と言うのも変ですが…)の歌手、田中久美子さん、西山琴恵さん、土屋朱帆さんが思い出の歌などを聞かせてくださいました。また、コンクールから生まれた歌はさすがにフレッシュ! 楽しいコーナーでした。このコーナーでは13曲が歌われました。
休憩をはさんで第三部「新しい童謡③」がスタート。岡崎裕美さんの軽妙な司会で、すずかけ児童合唱団の皆さんの歌声から始まりました。第三部で初演された新曲は18曲。
以上つつがなく、新しい童謡51曲が世に送り出されました。
未来に向かって進む決意を述べられた湯山 昭会長の挨拶の後、「手のひらを太陽に」を出場者全員で歌い切り、フィナーレとなりました。5時30分終了。
時間にして2時間30分。新作51曲を主として、全69曲が歌われたコンサートでした。
既に古典となった名曲から、出来たてほやほやの歌、楽しい歌、美しい歌、おもしろい歌、
色とりどりの歌を、大ベテランから幼稚園児まで、表現法も発声法もさまざまな歌声で聴くことができました。
童謡祭、おトクでしたね。尚、今回からステージ袖で手話通訳をしていただきました。手話通訳をしてくださった方々、ありがとうございました。
来年、「第39回童謡祭」は同じく板橋区立文化会館で2016年9月3日開催の予定です!!
皆さん、今からカレンダー◎を付けておいてください。